こんにちは、masatoです。
今回は下記のお悩みが解決できる記事になっています。
こんな方におすすめ
- カメラを始めてみたいと思っている方
- メインはデジタルだけどフィルムを始めてみたい方
- フィルムカメラの使い方が知りたい方
年々、カメラを趣味にする方は増加傾向
SNSには毎日世界中の人が写真を投稿しています。圧倒されるような写真が溢れる現代で、カメラに興味を持たれる方は日に日に増えていると思います。
こんな悩みを聞くことも…。
- 友達が始めたので私も欲しい。
- カメラを趣味にしたいけど、何を買えばいいのだろう。
- スマホもすごく綺麗だけど、ちゃんとしたカメラも気になる。
しかし、カメラと言ってもいろんな機材がある
- 一眼レフ
- ミラーレス
- コンデジ
- フィルムカメラ
- チェキ
それにしても、カメラを始めたいときどれを買えばいいか悩みますよね…。
どれを買うにしてもそこそこお金はかかるし後悔はしたくない。
スマホカメラの性能は年々進化
特に最近はポートレートモードなど、優秀な機能があります。
でも、自分は他の人とは違う雰囲気で写真を撮りたい、という方には断然フィルムカメラがお勧め!
圧倒的な人気を誇るフィルム
デジタルが普及してからも、SNSでは「デジタルでフィルムを再現したい」なんてタグを見かけます。
人々を魅了するフィルム
なぜなら、何となく撮った写真でさえもノスタルジーな雰囲気で写るからです。
では、なぜデジタルが主流の現代でフィルムが注目されているのか。
その魅力をじっくり解説していきますね!
フィルム写真の魅力
結論、フィルムに魅了される秘密は次の5つです!
①ふんわりと優しい描写
②使うフィルムで印象が変化
③マニュアルの操作感
④一枚への想いが強い
⑤シンプルに見た目がおしゃれ
では、早速フィルムの魅力を覗いてみましょう〜。
魅力①:ふんわりと優しい描写
まずは一枚、フィルム写真を見てもらいました。
いかがでしょう。スマホやデジカメで撮る写真とは全く違う雰囲気ですよね。
写真にふんわりとした温もりや優しさを感じませんか?
いつもの日常の風景がなんだか、ノスタルジーな世界になりますよね。
ちょっと心が温かくなるというか…。
魅力②:使うフィルムで印象が変化
と言っても、それぞれ場所が違うのでパッと見た感じでは分かりづらいかもしれません…。
まずは有名なフィルムを試そう!
メーカーや種類などの詳細については、また他の記事でまとめたいと思いますが、有名どころだと次の3社ですかね。
・富士フィルム
・Kodak
・Lomography
初めての方はこの3社から試して、好きな色味や雰囲気を見つけるといいかも!
魅力③:マニュアルの操作感
さて、ここまででフィルムは雰囲気のある写真が撮れることがわかったと思います。
ですが、その「撮る」ということが最大の難所です。
フィルムの撮り方
まず、シャッターを切る前に下記の2つを決めなければいけません。
・ピント(フォーカス)
・露出(明るさ)
ピントとは
誰もが普段から無意識でやっていることです。
スマホの画面で撮りたいものをタップして、ピントを合わせてますよね。
しかし、フィルムはタップなんてできないので、自分で調整しなければいけません。
ピントの合わせ方
フィルムではレンズのピントリングを使って焦点を合わせます。
ピントリングを回すと、上の写真のようにボケた写真が段々と被写体に合ってきます。
大事なことは、全てのカメラでこのファインダーを覗くという行為は共通事項です。
これはデジタルでも変わりませんね。
露出とは
次に露出です。あまり聞きなれない言葉だと思います。
カメラの仕組みを凄く簡単に言うと、レンズで集めた光をフィルムに焼き付けています。よく人の目と似ている、なんて聞きますね。
露出を見極めることはフィルムカメラにおいては最も重要な要素です。
露出の決め方
露出はf値とシャッタースピードで決まります。(正確にはもう一つISOがありますが…。)
ちなみに、f値はよく「絞り」と表現されます。下の写真で少しイメージが伝わればと思います。
つまり、f値は写真の「ボケ」に関わってくる要素になります。
この辺りから頭がパンクしてきますが、ポイントは下記です。
・f値が小(絞りを開く) = 背景がボケやすく、写真に立体感が出せる
・f値が大(絞りを絞る) = 写真全体がはっきりと写りやすくなる
話を深くすると「被写界深度」というキーワードが出てきますが、正直撮り続けるうちに自然と分かるようになる要素なので、今は置いておきましょう。
シャッタースピード(SS)
これは何となく字体からも想像できますね。
シャッターを切る速度のことですが、正確にはシャッターを開けておく時間です。
光を取り込む時間といった方が分かりやすいですね。
1/4秒、1/30秒、1/250秒…のように表します。
考え出すとこれまたパンクしてきますね。
しかし、明るさも大事ですがシャッタースピードのポイントは下記です。
・遅い = ブレやすいが躍動感が出せる
・速い = 動物体の一瞬を切り取れる
少しイメージがつきにくいですかね。では写真を見てみましょう。
シャッタースピードを遅くするときは、手ブレするので注意です。
シャッタースピードを遅くした例で、よく見るパターンは、滝を美しいシルクの様に写したり、車が通った後を光の線にした写真ですかね。
逆に、速くすると動いている物体が静止画みたいになります。
動物や電車など、その動きの一瞬をきれいに撮りたい時は、シャッタースピードを速くして被写体を切り取ります。
露出とシャッタースピードで撮りたい写真を決定する!
誰しも最初はミスる露出設定
私も最初は失敗しましたが、失敗例は次の2パターンです。
どちらのパターンでも露出ミスですね。
白飛びは光量が多く、黒つぶれは逆に足りない時です。
フィルムはその場では確認できません。
どんな写真が撮れたかは現像してからのお楽しみ。
ちゃんと撮れているかドキドキするのもフィルムの醍醐味です。
魅力④:一枚への想いが強い
フィルムは撮れる枚数が限られています。一般的な35mmフィルムだと24枚か36枚しか撮れません。
連写の感覚だと36枚なんて一瞬ですね。笑
だからこそ、フィルムは1枚1枚を大事にします。
試し撮りができないからこそ、考えながら写真を撮ります。
・何を撮るか
・どこから撮るか
・露出は間違っていないか
③で解説した通り、ちゃんと撮れたかはその場では分かりません。ミスするとフィルムを1枚無駄にしたことになるので、かなり慎重になります。
現像から帰ってきた写真を見返すと様々な感情が沸き起こります。
・ちゃんと撮れてた!
・ボケボケで何撮ったのか分からない…。
・え、真っ暗(真っ白)なんだけど…。
・こんな写真撮ってたんだ。
まさにこれこそが、1枚1枚への想いが強くなるということですね。
何気ない日常のシーンでも、撮ったその時のことを鮮明に思い出すことができます。
フィルムで撮った写真は、とても愛おしい
しかも、一枚一枚が自分で一生懸命撮った写真です。
1枚に対して時間をかけて撮るからこそ、想いは強くなる。
魅力⑤:シンプルに見た目がおしゃれ
さて、正直これが一番重要かもしれません。笑
私の持ってる普段使いのデジカメと並べて撮ってみました。
デジカメの方はレンズも大きいし、なんかゴツくてガチっぽさが出てますね。笑
サイズもコンパクトで可愛い
その見た目から、もはやインテリアとして使っている人もいるぐらい…。
よくおじいちゃんの家とかで、食器棚に入ってるのを見たことありませんか?
見た目の裏腹にかなり重い
実は見た目の割にカメラは重さはそこまで変わらないです。というかフィルムの方が重い気もします…。
フィルムカメラを使う人はよくこう言います。
「フィルムは鉄の塊だ」
確かに…。
最後に、フィルムカメラの魅力まとめ
いかがでしたか?フィルムの魅力が少しでもお伝えできていたら嬉しいです。
最後にもう一度、フィルムの魅力をまとめますね。
①ふんわりと優しい描写
②使うフィルムで印象が変化
③マニュアルの操作感
④1枚への想いが強い
⑤シンプルに見た目がおしゃれ
というわけで、この記事は以上です。
みなさんもフィルムカメラを使って、日常をドラマチックに切り取りましょう。
masato
おまけ:フィルムカメラ、フィルムの購入はこちらから。ポイントもつくのでおすすめですよ。