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初めてのカメラにフィルムをおすすめしたい理由5つまとめてみた

 

こんにちは、masatoです。

今回は下記のお悩みが解決できる記事になっています。

こんな方におすすめ

  • カメラを始めてみたいと思っている方
  • メインはデジタルだけどフィルムを始めてみたい方
  • フィルムカメラの使い方が知りたい方

 

 年々、カメラを趣味にする方は増加傾向

SNSには毎日世界中の人が写真を投稿しています。圧倒されるような写真が溢れる現代で、カメラに興味を持たれる方は日に日に増えていると思います。

こんな悩みを聞くことも…。

  • 友達が始めたので私も欲しい。
  • カメラを趣味にしたいけど、何を買えばいいのだろう。
  • スマホもすごく綺麗だけど、ちゃんとしたカメラも気になる。

 

 しかし、カメラと言ってもいろんな機材がある

  • 一眼レフ
  • ミラーレス
  • コンデジ
  • フィルムカメラ
  • チェキ

それにしても、カメラを始めたいときどれを買えばいいか悩みますよね…。
どれを買うにしてもそこそこお金はかかるし後悔はしたくない。

 

 スマホカメラの性能は年々進化

特に最近はポートレートモードなど、優秀な機能があります。

でも、自分は他の人とは違う雰囲気で写真を撮りたい、という方には断然フィルムカメラがお勧め!

私も初めてのカメラはフィルムでした。今では3台持つぐらいどっぷりハマってます。笑

 

圧倒的な人気を誇るフィルム

デジタルが普及してからも、SNSでは「デジタルでフィルムを再現したい」なんてタグを見かけます。

それだけフィルムが持つ雰囲気は、唯一無二だということが分かりますね。

 

人々を魅了するフィルム

なぜなら、何となく撮った写真でさえもノスタルジーな雰囲気で写るからです。
では、なぜデジタルが主流の現代でフィルムが注目されているのか。

その魅力をじっくり解説していきますね!

この記事を読み終わるごろには、あなたもフィルムの虜に…。

 

フィルム写真の魅力

結論、フィルムに魅了される秘密は次の5つです!

①ふんわりと優しい描写

②使うフィルムで印象が変化

③マニュアルの操作感

④一枚への想いが強い

⑤シンプルに見た目がおしゃれ

 

では、早速フィルムの魅力を覗いてみましょう〜。

 

魅力①:ふんわりと優しい描写

フィルム独特のノスタルジックな雰囲気

 

まずは一枚、フィルム写真を見てもらいました。
いかがでしょう。スマホやデジカメで撮る写真とは全く違う雰囲気ですよね。

写真にふんわりとした温もりや優しさを感じませんか?

 

フィルムで旅したい街といえば、尾道が思い浮かぶ

 

ただの街灯もなんだかノスタルジーに

 

夏の風物詩といえばで浮かぶ、キンキンに冷えたラムネかな


いつもの日常の風景がなんだか、ノスタルジーな世界になりますよね。

ちょっと心が温かくなるというか…。

 

魅力②:使うフィルムで印象が変化

FUJIFILM FUJICOLOR100

FUJIFILM SUPERIA PREMIUM400

Kodak ColorPlus200

Kodak Portra400

と言っても、それぞれ場所が違うのでパッと見た感じでは分かりづらいかもしれません…。

もちろん、使用するカメラやレンズでもさらに雰囲気が変わってきます。

 

 まずは有名なフィルムを試そう!

メーカーや種類などの詳細については、また他の記事でまとめたいと思いますが、有名どころだと次の3社ですかね。

・富士フィルム

・Kodak

・Lomography


初めての方はこの3社から試して、好きな色味や雰囲気を見つけるといいかも!

 

魅力③:マニュアルの操作感

さて、ここまででフィルムは雰囲気のある写真が撮れることがわかったと思います。
ですが、その「撮る」ということが最大の難所です。

今はボタンを押せば写真が撮れる時代ですが、フィルムはそうはいきません。

 

 フィルムの撮り方

本体のダイヤルでシャッタースピードを調整

 

リングを回しピントやf値を調整

 

まず、シャッターを切る前に下記の2つを決めなければいけません。

・ピント(フォーカス)

・露出(明るさ)

 

 ピントとは

誰もが普段から無意識でやっていることです。

スマホの画面で撮りたいものをタップして、ピントを合わせてますよね。
しかし、フィルムはタップなんてできないので、自分で調整しなければいけません。

ピント = 撮りたいものにフォーカスを当てる

 


 ピントの合わせ方

フィルムではレンズのピントリングを使って焦点を合わせます。

ピントが合っていない時のファインダーの様子

 

ピントが合っている時のファインダーの様子

 

ピントリングを回すと、上の写真のようにボケた写真が段々と被写体に合ってきます。

ファインダーというのぞき穴から確認しながらピントリングを回し、ピントを調整。

大事なことは、全てのカメラでこのファインダーを覗くという行為は共通事項です。

これはデジタルでも変わりませんね。

 

 露出とは

次に露出です。あまり聞きなれない言葉だと思います。

ざっくり言うと、カメラに取り込む光の量を調整することです。

カメラの仕組みを凄く簡単に言うと、レンズで集めた光をフィルムに焼き付けています。よく人の目と似ている、なんて聞きますね。

露出を見極めることはフィルムカメラにおいては最も重要な要素です。

 

 露出の決め方

露出はf値とシャッタースピードで決まります。(正確にはもう一つISOがありますが…。)

ちなみに、f値はよく「絞り」と表現されます。下の写真で少しイメージが伝わればと思います。

手前のケーキにピントが合っていて、背景はボケている

 

ややボケているものの、後ろのハンバーガーもはっきり見える

 

つまり、f値は写真の「ボケ」に関わってくる要素になります。
この辺りから頭がパンクしてきますが、ポイントは下記です。

 

・f値が小(絞りを開く) = 背景がボケやすく、写真に立体感が出せる

・f値が大(絞りを絞る) = 写真全体がはっきりと写りやすくなる

 

話を深くすると「被写界深度」というキーワードが出てきますが、正直撮り続けるうちに自然と分かるようになる要素なので、今は置いておきましょう。

撮りたい写真によってf値を使い分けることが重要

 

 シャッタースピード(SS)

これは何となく字体からも想像できますね。
シャッターを切る速度のことですが、正確にはシャッターを開けておく時間です。

光を取り込む時間といった方が分かりやすいですね。

1/4秒、1/30秒、1/250秒…のように表します。

シャッター時間が長いほど明るく、短いほど暗くなる

考え出すとこれまたパンクしてきますね。

しかし、明るさも大事ですがシャッタースピードのポイントは下記です。

 

・遅い = ブレやすいが躍動感が出せる

・速い = 動物体の一瞬を切り取れる

 

少しイメージがつきにくいですかね。では写真を見てみましょう。

シャッターが速いと、動く物体が静止画の様に写る

 

シャッターが遅いと、動く物体(電車)に躍動感が生まれる

 

シャッタースピードを遅くするときは、手ブレするので注意です。

また、自分で手ブレしないシャッタースピードを把握していると今後役立ちますよ。

シャッタースピードを遅くした例で、よく見るパターンは、滝を美しいシルクの様に写したり、車が通った後を光の線にした写真ですかね。

この撮り方は長時間露光と言います。

逆に、速くすると動いている物体が静止画みたいになります。

動物や電車など、その動きの一瞬をきれいに撮りたい時は、シャッタースピードを速くして被写体を切り取ります。

露出とシャッタースピードで撮りたい写真を決定する!

 

 誰しも最初はミスる露出設定

私も最初は失敗しましたが、失敗例は次の2パターンです。

白飛び or 真っ暗

どちらのパターンでも露出ミスですね。

白飛びは光量が多く、黒つぶれは逆に足りない時です。

何を撮ったのだろう、この写真

 

フィルムはその場では確認できません。
どんな写真が撮れたかは現像してからのお楽しみ。

ちゃんと撮れているかドキドキするのもフィルムの醍醐味です。

ちなみに私も最初は露光不足の真っ暗でした。返ってきた写真は10枚もないぐらい…。笑

 

魅力④:一枚への想いが強い

撮れるのはたった36枚

 

フィルムは撮れる枚数が限られています。一般的な35mmフィルムだと24枚か36枚しか撮れません。

連写の感覚だと36枚なんて一瞬ですね。笑

木漏れ日と珈琲、シャッターを切りたくなる組み合わせ

 

だからこそ、フィルムは1枚1枚を大事にします。

試し撮りができないからこそ、考えながら写真を撮ります。

・何を撮るか

・どこから撮るか

・露出は間違っていないか

③で解説した通り、ちゃんと撮れたかはその場では分かりません。ミスするとフィルムを1枚無駄にしたことになるので、かなり慎重になります。

雨が降る頃、耀く紫陽花

 

現像から帰ってきた写真を見返すと様々な感情が沸き起こります。

・ちゃんと撮れてた!

・ボケボケで何撮ったのか分からない…。

・え、真っ暗(真っ白)なんだけど…。

・こんな写真撮ってたんだ。

まさにこれこそが、1枚1枚への想いが強くなるということですね。

何気ない日常のシーンでも、撮ったその時のことを鮮明に思い出すことができます。

フィルムで撮った写真は、とても愛おしい

しかも、一枚一枚が自分で一生懸命撮った写真です。

さらに好きになるし、よりフィルムの世界にハマっていきます。

 

夜のフィルム写真はなんだかよりノスタルジーな世界


1枚に対して時間をかけて撮るからこそ、想いは強くなる。

 

魅力⑤:シンプルに見た目がおしゃれ

さて、正直これが一番重要かもしれません。笑
私の持ってる普段使いのデジカメと並べて撮ってみました。

愛用のカメラたち

 

デジカメの方はレンズも大きいし、なんかゴツくてガチっぽさが出てますね。笑

 

 サイズもコンパクトで可愛い

その見た目から、もはやインテリアとして使っている人もいるぐらい…。
よくおじいちゃんの家とかで、食器棚に入ってるのを見たことありませんか?

フィルムのサイズ感が可愛い

 

どのカメラも単焦点レンズですが、フィルムのコンパクトさがはっきり分かりますね。笑

 

 見た目の裏腹にかなり重い

実は見た目の割にカメラは重さはそこまで変わらないです。というかフィルムの方が重い気もします…。
フィルムカメラを使う人はよくこう言います。

「フィルムは鉄の塊だ」

確かに…。

一日中首からぶら下げておくと確実に首と肩が痛みます。笑

 

最後に、フィルムカメラの魅力まとめ

いかがでしたか?フィルムの魅力が少しでもお伝えできていたら嬉しいです。

最後にもう一度、フィルムの魅力をまとめますね。

①ふんわりと優しい描写

②使うフィルムで印象が変化

③マニュアルの操作感

④1枚への想いが強い

⑤シンプルに見た目がおしゃれ

というわけで、この記事は以上です。
みなさんもフィルムカメラを使って、日常をドラマチックに切り取りましょう。

masato

 

おまけ:フィルムカメラ、フィルムの購入はこちらから。ポイントもつくのでおすすめですよ。

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  • この記事を書いた人

masato

1997年生まれ。 カメラを片手に旅の記録や日々を綴ります。 普段は会社員で、週末限定の写真家をやっています。

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